vol.8 つぎは会計の知識が増えた
はじめてのプロジェクトは
国内で導入した会計システムの
海外子会社への展開
ん?会計?
なんかまたじぶんの所属ではない
管轄の仕事なんですけどー
会計処理に必要な情報だけいるらしく
買ったら支払
売ったら請求
作ったら在庫
そういう断片的な部分だけなんだって
なるほどだからじぶんひとりなのか
と納得できたようなできてないような
まわりは会計のメンバーが10人くらい
めっちゃアウェー
でもまた新しいこと学べるなぁと
5年くらいは広く浅くいろんなことに
関わりたかったので
意外とうまいことなってきてるかもと
思いながらスタート
このプロジェクトを通して
決算処理の流れとか
原価管理の考え方とか
会計関連の知識をなんとなく学べたので
いまも会社とか個人事業の
経理関係が苦になっていない気がする
特に原価管理なんかは役立っていて
細かく数字を追いかけていけば
過去に何がもうかってる/
もうかってないがはっきりわかるし
それをもとに妥当な見積をすることも
ただこのプロジェクトでは
ほんとにいろんな新しいこととか
ひたすら無茶ぶりに出会った
vol.7 わからないこと・新しいことへのよろこび
最初のプロジェクトでは
開発チーム→ロジチームとうつり
仕事の内容は
ごりごりプログラムを書くことから
既存システムの調査
影響範囲の特定
プログラム改修範囲を確定
基本・詳細設計書の修正
開発者への改修内容の説明
改修費用の見積
クライアントへの対応内容説明
説明用の資料作成
などなど
入社1~2年目としては
かなりいろんなことを
日常的に経験させてもらい
ひとつのクライアントではリーダーを
複数のクライアントでサブリーダーとなり
もちろん大規模ではないけど
なにかをとりまとめるということも
経験させてもらった
この経験があるからこそ
なにがきても対応できるなぁとか
むしろわからないこと
あたらしいことじゃないと
物足りなさを感じるようになった気が
そんなこんなではじめての仕事も
約2年で離れることに
つぎはグローバルプロジェクトだそうで
英語とかほぼ無理なんですけどー
と思っていたら
そもそもSCM領域を担当するメンバーは
じぶんひとりらしい
わからないこと・あたらしいことが
苦じゃないと言ってても
けっこうきびしすぎじゃね
という感じでふたつめの
じぶんにとっては初のプロジェクトです
vol.6 プログラミングの基礎を身につける
システム開発って
プログラミングだけじゃなくて
ざっくりいうとこんな流れなんですが
要件定義
↓
概要設計
↓
詳細設計
↓
開発(プログラミング)
↓
テスト
システム構築のプロジェクトだと
このステップごとに
フェーズといわれる区切りがあって
そればっかりするんですが
例えばテストフェーズだったら
テスト項目つくって
テストデータつくって
ひたすら検証していって
不具合がないかを見ていきます
じぶんのはじめての仕事環境では
とても小さい単位なんだけど
すべてが経験できる環境でした
最初は開発プールとよばれるチームで
約3ヶ月みっちりと開発とテストばっかりで
複数のプログラム言語をぼちぼち身につけ
テスト項目やデータのつくりかたを学び
依頼されてくる設計書の良し悪しを
じぶんが開発者の目線で感じ
じぶんだったら
どういう風な設計書の書き方や
説明の仕方をするかなぁとイメージし
ある程度マイペースに仕事をしてました
いちばんタメになったと思うことは
すでに稼働中のプログラムを変更するため
既存のプログラムに影響がでないよう
変更箇所に関わる部分の
設計書と実際のソースコードを
しっかりと読み取り理解することを
ひとつひとつの仕事で経験したことかな
じぶんの仕事や作業だけではなく
ほかの人のやったことにも
必然的に目を向けることで
通常よりも格段に経験がつめたと
いまでは思っている
システムって
いろんなつくりかたができると思うけど
どんなロジックの組み立てかた
どんなプログラムの仕方をするかで
クオリティがだいぶ変わるんだなぁ
ということがここで学べた気がする
vol.5 仕事への姿勢や取り組み方を形成する時間
長い研修期間が終わって
いちおうまだOJT期間という扱いで
じぶんのやることが売上につながる仕事に
もちろん対価に見合うかどうかは別だけど
アウトソーシング事業部という
新卒採用の新人としてはまれなアサインで
(何やら前年度からはじまったらしい)
もちろん右も左もわからずに
スタートすることに
いちおうSCM-MMに関する研修を受け
SAP特有のプログラミング言語を学び
その知識を使うのはもちろん
業務を通じてそれらをより深く理解する
ものだと思っていたら
まったく何も知らない世界にぶちこまれる
※MM:購買・在庫管理に関する業務
※SAP:世界トップシェアの業務基幹システム
販売管理とか
vb.netとか
よくわからんことを説明される
きっとこういう無茶ぶりばかりなんだと
このとき覚悟と諦めができた気がする
たぶん変に知識のあるものが
じぶんのはじめての仕事になっていたら
仕事への価値観が変わっていたと思う
やればできる
できないことはない
わからないことをまずわかる
じぶんで調べる
じぶんの意見をもつ
意見を人にぶつける
人の意見をじぶんにとりこむ
いいものをじぶんのものにする
書いてしまえば当たり前な気がするけど
自分も含めて
しっかりできている人は少ない気がする
じぶんにとってはいい形で
仕事への姿勢や取り組み方を
形成するための時間を
このはじめての環境で取ることができた
vol.4 研修6ヶ月のあとに
6ヶ月も研修あるとか
いまでもびっくり
その間月給27万やからね(当時)
どんだけこの会社すごいねんって
しかも同期の人数200人越え
中小企業では考えられない
約2ヶ月の社会人とはなんぞや講座
約2ヶ月の配属部署別の研修
約1ヶ月のプログラミングの研修
1週間のマレーシアでの研修
そんなこんなで
はじめてアサインされたプロジェクト
いや出向先は社内の別の部署
SCMセクターという部署に所属なのに
同期のほとんどは
○○プロジェクトとよばれるような
各クライアント先が職場となるのに
じぶんは研修施設がある別フロアに
まったく研修が終った気がしない
アウトソーシング事業部でなにするのか
すでに稼働中でクライアント様が
使用している業務管理システムの
バグ対応や仕様変更などの各種対応
いちおう業務とかシステムのことを
オールマイティーに知っておかないと
なかなかむずかしい仕事らしい
そんな感じで
コンサルとしてのキャリアを歩み始めた
vol.3 そもそもなんでコンサルに?
じぶんがこれまでどんなことを
してきたかを書く前に
そもそも新卒でコンサルになろうと
思った理由から
中学2年のはずだけど
教室のうしろにあった職業紹介の本かな
それを授業中にパラパラ見てて
コンサルタントってかっこいいなぁ
将来これになろうと思ったのがきっかけ
いざ就職活動になったときも
そのときのことはぼんやりと覚えてて
コンサルメインで考えて
売りたくないもの背負って営業したくない
英語無理だから商社ないなぁ
金融関係はそもそもパス
コンサル初任給高いとこ多いやん
結論ありきの消去法で
コンサル1本に絞った
結果的に3社くらいしか受けずに
もうこの会社落ちたら行くとこないなぁって
採用内定解禁前の3月に思ってたら
運よく拾ってもらえた
まぁかっこよくいえば
常にきびしい環境に身をおくことで
いろんなことを学んで成長したかった
正直にいえば
日々似たような業務を坦々とこなすことは
じぶんの性格にあわなくて
きっとすぐ転職したりすると思った
大学生で将来どうなりたいとかなかったし
30歳になるまでにいろんな経験積んで
あらゆる方向性・可能性を考えたかった
それを叶えるにはコンサルがベストだったと
いまふりかえってもそう思う
コンサルと堂々と名乗れるかはおいといて
知り合いにはコンサルと言えるようになって
社会人1年目をコンサル会社でスタート
vol.2 なにをするの?
この質問がいちばん困る(笑)
なにをするかわからない人に仕事はこない
『なんでもします』はなにもできないと同じ
もっとターゲットをしぼったほうがいい
なーんてことは聞き飽きた
理解はしてるけど
まだ見えてこない
社会人になってから
コンサルのプロジェクトでも
いまの製造の現場でも
任されることはいまできていないで
いまできることが仕事になったことはない
それはきっとじぶんのことを
すでに知ってる人が仕事をふるときに
あいつはこれができるようになったから
次はこれにチャレンジだなって
考えてくれたからかなぁ?
ってことは
いままでじぶんがやってきたことを
わかりやすくつたえることができれば
どんなことをお願いできるかなと
イメージすることができんのかなぁ?
やりたいことがどんなに具体的なことでも
じぶんだったら
実績とか志しとかで判断するかなぁ
そこは値段が高い安いとかではない気がする
ってことを
いまこれを書きながら 思い始めたんで
つぎからは具体的なキャリア紹介を
話すことができる範囲で書こうかな
そんな感じでいこう